慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜

慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜

『慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜』(しんちょうゆうしゃ~このゆうしゃがおれTUEEEくせにしんちょうすぎる~)とは、土日月によるライトノベル、およびそれを原作とした漫画、テレビアニメ。原作小説は2016年6月から小説投稿サイト『カクヨム』にて連載を開始し、2017年2月に同社のカドカワBOOKSから単行本が刊行された。2018年から2022年にかけては、こゆきによるコミカライズ版が『月刊ドラゴンエイジ』にて連載された。2019年には『慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜』のタイトルでテレビアニメが放送され、『カクヨム』発の作品としては初のアニメ化作品として話題となった。
救済難度S級レベルといわれる世界「ゲアブランデ」を救済することになった新米女神のリスタルテは、チート級のスキルを持った勇者・竜宮院聖哉を異世界から召喚する。しかし、大人しい性格の聖哉は、その強さに反して慎重すぎる行動をとるきらいがあった。聖哉は少しずつ仲間を増やし、絆を深めながらも、持ち前の用心深さを発揮して世界の救済のために奔走する。

king0523のレビュー・評価・感想

慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜
9

満足して見終われる作品

主人公の聖哉はとにかく慎重です。
敵を倒すのに十分と思われる力を持っていて、かつヒロインの女神リスタルテからも「早く敵を倒しに行こう」とせっつかれているのに、なおヒロインの家に引きこもって自重トレーニングを止めない。
倒した後の敵を見て、「復活するかもしれない」と言って敵の身体が消滅するまで魔法を打ち込み続ける。
他にも多数濃いキャラクターが出てくるのですが、慎重さの権化というべき主人公は、やっぱりこの作品の中心です。

また、ヒロインの声優である豊崎愛生さんの演技力は圧巻です。1話2話でのギャグシーン、特にヒロインが叫ぶシーンでガッチリと心を掴まれました。聖哉が慎重で冷静な分、ヒロインのギャグが輝いています。

ED曲が耳に残る名曲でした。
EDではヒロインの3Dキャラが踊るのですが、振付を「アイカツスターズ!」や「〈物語〉シリーズ」のShoさんが担当しているということで、とても素晴らしい出来になっています。

この作品は1クールで綺麗にまとまっています。
最後に明かされる主人公が病的に慎重な理由は、シリアスで感動的です。
気軽に見始めることが出来て、最後は心地よい感動へと連れて行ってくれる、スッキリと見終わることが出来る良作です。