アナと雪の女王2 / アナ雪2

アナと雪の女王2 / アナ雪2

『アナと雪の女王2』は、2019年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による、アメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画である。2013年に公開された『アナと雪の女王』の続編となっている。キャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」であり、エルサの力の謎を解き明かす旅に出る冒険物語が描かれている。4柱(はしら)の風、火、大地、水の精霊を周囲の物を使って姿を表現したり、動物の姿で表現したりしている所が魅力である。

tensuiのレビュー・評価・感想

アナと雪の女王2 / アナ雪2
8

アナと雪の女王2を見てみたら想像以上に!

”アナと雪の女王2”を友達に誘われて見てきました。1も視聴済みなのですが、正直あまり興味がありませんでした。
ただ、友達から「とりあえず見てみて!すごいから!」と言われたので、見に行ってみることに。
結果から言うと、想像以上に驚かされる・感動する部分がバランスよく構成されていて、とても面白かったです!
驚かされたのはダイナミックな映像。CGのクオリティがかなり上がっていて、実際にアナ雪の世界に自分がいるかのような錯覚を覚えるほどリアルな作りでした。また、アクションシーンも豊富でワクワクドキドキ!冒険要素が前作より豊富で、映像美に感動したり、ダイナミックな動きにハラハラしたり!見ていて楽しい映画でした。
ストーリーも、前作ではあまり触れられなかったエルサの力について。1は”アナの為の映画”、2は”エルサの為の映画”だったんじゃないかと。その為か、エルサ視点の話がメインでアナの印象が薄めでした。
あと驚かされたのが、ディズニーが主人公に恋愛をさせなかったこと!
他作品でも冒険をメインにして恋愛には至らないというものはありますが、妹が男性とくっついてるのに、姉に男性を充てがわなかったディズニーにびっくりでした。
アナは男性とカップリングすることで得る幸せ、エルサは自由な生活を送ることで得る幸せという風に、個人の幸せは結婚だけじゃない、いろんな幸せの形があるんだというメッセージが含まれているように感じ、それがとても現代的でした。
また音楽がとても良い!1と違って耳に残りにくい主題歌ですが、聴き入れる曲だなぁと思いました。あと、ちょっと大人向け。子どもは覚えにくいかも。前作のレット・イット・ゴーに比べると歌のキーが取りにくく、これは”聴く”曲で”歌ってみる”曲ではないのかなと。ただ、覚えにくいとはいえ、素晴らしい曲には変わりなくなんども聴きたくなる曲です。また、オラフの声優さんが変わっていますが、さほど違和感はありませんでした。私はむしろこちらの方のほうが歌がお上手な気がしました。
全体を通して、見て損はない映画だと思います。さすがディズニー。面白いものを作るのが本当にうまい!あともう一回くらい見に行きたいです。