唯一にしてナンバーワンのスタイリッシュミュージック
彼らの奏でるメロディは独特かつハイレベルで、少し聞いただけでは自分で歌うことはかなり難しいものです。
デビュー当時は売れるために、ある程度大衆受けを狙っている印象でしたが、その頃から確固たるスタイリッシュさを放ち、その地位を確立してからはさらに魅力をいかんなく発揮しています。
デビューから少年漫画のアニメ化作品主題歌としてタイアップ、CDのランキングで4位となるなど、確かな実力は、実際に彼らの曲を聞けば納得せざるを得ません。
その歌詞は自分たちの夢や実体験を思わせるものが多く、また夢を追う人への応援歌であると感じられるものも多くあります。
メッセージ性が強く、その歌のメロディと歌詞に涙を流してしまうことも少なくありません。
夢、命、生き方。自分の夢を笑った誰かへの、夢を叶えた自分たちの姿を歌うものなど、聞いていて「これは、彼の本音だ」と感じずにいられないTAKUYA∞さんの歌は、いつも歌を歌単体で聞き、ミュージシャン本人の人となりをあまり意識しない私ですらその魅力に惹きこむものした。
歌の中には皮肉めいたものや童話に準えたものもあります。裸の王様を元にしたものや、狼少年・こがね(黄金)の斧・鶴の恩返しが一曲に詰まったものなど、中学生の頃からオリジナルソングを作っていたというTAKUYA∞さんの遊び心を感じます。