通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー

通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー

『通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー』とは、おつじによる日本の漫画作品。2018年6月9日に作者のTwitter上で発表された短編漫画が反響を呼び、2019年2月16日よりスクウェア・エニックスのWebコミック配信サイト『ガンガンpixiv』にて連載が開始された。
物語は、強面で周囲からヤンキーと恐れられている青年・桜井京(さくらい きょう)を主人公とした日常コメディである。桜井は近寄りがたい外見に反して、非常に高い生活能力や知識、そして底知れない優しさを持ち合わせており、道行く人々が抱える些細な悩みや困りごとに対し、的確かつ親切な「ワンポイントアドバイス」を残して去っていく。
本作はSNS発の作品として高い人気を博し、「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門では第7位に選出された。単行本には、本編では語りきれないキャラクターたちの関係性を掘り下げた描き下ろしエピソードも収録されている。

tatunoriのレビュー・評価・感想

通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー
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ギャップの塊系ヤンキーお兄さん

ある時、女性が『そしたら旦那「夏の唐揚げは胃もたれする」とか言って残したのよ!?』と電話相手に愚痴っていた時に、アイスを持った息子が走ってヤンキーにぶつかり、ヤンキーのパンツをアイスで汚してしまいます。
その男性は金色の長めな髪に強面という見た人が怯えてしまうようなヤンキーで、母子はもちろん怯えてしまいますがこのヤンキー桜井さんは誰よりも優しく、生活の知恵を多数知っているギャップ系男子でした。

怯える子供の頭を優しく撫で「ちゃんと謝れるの偉いね、犬の柄が入ってかっこ良くなった(アイスのシミが犬の顔っぽい形になっていた)」と安心させ、お母さんには「肉を揉み込む時にこの子の小指ほどのわさびを足して見たらいいかもしれないっす」と、唐揚げの一言アドバイスを添えます。
お母さんは早速それを実践したようで、旦那は残さず唐揚げを食べた模様。

このギャップ系ヤンキーの苗字は桜井と言います。
桜井さんの優しさとギャップに惹かれる人達は続出し、次第に彼の交友関係も広がっていき、中には惚れる女性も少なくありません。同性や子供たちにもモテます。

しかし、その魅力は彼と関わって見なければ分からず、見た目から与える印象はやはり「怖い人」。
彼が誤解を与えてしまうようなファッションをしている理由や、多くの知識を有している理由はどのようなものなのかも気になりますが、何より、桜井さんのような人と友達になりたい、とつい考えてしまう魅力があります。