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美味しいごはんが食べたくなるバトル漫画
世の中には数多くの種類のグルメ・食材が溢れていて、まだ見ぬ幻の食材がまだまだ隠れているという世界観になっていて、主人公はそれらを探し出し、究極の自分にしか成しえないフルコース料理を作るために冒険していくというストーリーです。
究極の食材というのは実際の世の中には存在しないものばかりで、ものすごく戦闘力の高い動物であったり、ある部分だけを触って処理しないと全体が毒化して食材にならないという繊細なものまで様々なシチュエーションで登場します。その食材をめぐって、動物、あるいはその食材獲得を目指す「グルメハンター」たちと戦闘を繰り広げたりするバトル漫画でもあります。
作者は「世紀末リーダー伝たけし」で有名な島袋光年先生ですが、「たけし」と違いギャグ要素が少なく、戦闘バトルや世界観を広げるための食材の説明や背景が多く、夢のある世界観がイメージしやすくなっています。強敵なグルメハンターの出現や食材となる動物、心強い仲間などたくさんのキャラクターが登場し、鳥山明先生の「ドラゴンボール」を彷彿させるワクワク感があります。世界観の作りこみやキャラクターの多さに関して言えば「トリコ」の方が凄いのではないかと思わせてくれる程です。