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1984年発売、ステージ作成可能なレースゲーム
モトクロスバイクを操り、CPUとレースを行うレースゲームです。
ステージのギミックにより、加速や減速、ジャンプ台や高台、山形の起伏、ウイリーしないと転倒する出っ張り、加速しすぎるとオーバーヒートしてしまうなど、2010年代になってもレースゲームでも見られる多彩なギミックがすでに搭載されています。
相手の前輪へ自分の後輪を当てると転倒させることができます。これは相手の後輪に自分の前輪が当たってしまった場合も同様で、かなりのタイムロスを強いられます。また、運転中にウイリーをしすぎたり、着地に失敗した場合もそれと同様に転倒し、タイムロスをしてしまいます。
本作の大きな特徴でもあるステージエディットは、デフォルトで用意されているギミックを自在に設置することができ、全て減速する残念ステージや、連続でジャンプし続ける爽快なステージ、簡単で気軽にプレイできるものから高難度のステージを制作することも可能で、一人用ゲームでありながら友人にプレイさせるということもできます。
FC版では特別な機器がなければステージの保存はできませんでしたが、バーチャルコンソール版などでは保存ができます。
シンプルに見えかつここまで自由度の高い作品を1980年代に制作していたという、任天堂の技術力には驚かされます。