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泣ける歌を歌う吉田山田
吉田山田は、吉田結威と山田義孝からなる男性二人組のアーティストです。プロデビューしていて、所属事務所はポニーキャニオンです。
彼らの代表作品はNHKの番組「みんなのうた」で披露された「日々」で、泣ける歌として大ヒットしました。この歌は、おじいさんとおばあさんについて語られた歌です。おじいさんはおばあさんより先に亡くなってしまうのですが、おばあさんがおじいさんに対して「ありがとう」というメッセージを残す歌なのです。このストーリー性のある歌は一世を風靡しました。
こんな吉田山田ってどんな人たちなのでしょうか。二人の出会いは、東京都立明正高校でのことです。山田は金髪姿で登場し、一方吉田は女子生徒にちやほやされ、山田はこの状態に嫌悪感を抱いていたそうです。文化祭に山田は弾き語りを披露する吉田の演奏を見て感動したそうです。その時に山田は吉田と一緒に音楽をしたいと決心したそうです。しかしその思いはなかなか吉田に届きませんでした。そんな中2001年に吉田が高校時代最後の思い出作りとして、文化祭でアカペラを披露するため一緒に歌うメンバーを校内で探したところ、山田が歌が上手いという情報を得て、山田をスカウトし4人組グループのワンツーポバイを結成しました。しかし、このグループは文化祭終了後に自然消滅しました。
高校卒業後吉田は和光大学に入学し心理学を学んでいましたが、一方山田は吉田と一緒に音楽をしたいと考えるようになりました。こんな二人が本格的にペアにて音楽活動を開始したのは2005年のことです。