初めての洋楽
Nirvanaはアメリカ・シアトル出身の3ピースバンドです。
グランジロックという新しいジャンルを作り出した先駆者と言われています。
メンバーは、Gt vo.カート コバーン Ba.クリス・ノボセリック Dr. デイブ・グロールの3人となっております。
カートとクリスは親友同士の中で2人でバンドを結成し、幾度ものドラム変更をしデイブに落ち着きます。
デイブとの出会いもとても面白く、カートがたまたま見に行ったライブでデイブが叩いており、それを観たカートがクリスに電話で「世界一のドラマーを見つけたよ!」とまるで子供の様にはしゃいだというエピソードがあります。
この3人の青年たちが後に音楽業界をひっくり返すことをするのだから、まさに運命的な出会いだと言えます。
90年代初頭に突然現れ、当時の退屈なダンスミュージックやポップカルチャーを叩き壊し、カートの死をもって突然去っていった、音楽業界にとって嵐のような存在だったことが考えられます。
カートは、27歳の若さで猟銃で自殺をしてしまいます。彼は苦悩・絶望を繰り返しながら音楽に全てを捧げてきました。彼が作った楽曲からはその情熱が強く感じ取ることが出来ます。
死の直前のインタビューで彼はこう答えました。
「だんだん燃え尽きてしまうくらいなら、一気に燃え尽きてしまった方がマシだって俺の頭でも分かるぜ」
この言葉を体現するかの様に、短いバンド人生の中で一気にスターダムまで駆け上がり、一気に去っていきました。
ただ今言えることは、彼の残していった楽曲はとても暖かく、とても寂しく、とても人間らしいと感じられるということです。