クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶおうごんのスパイだいさくせん)とは、2011年に公開された劇場版アニメ作品。人気シリーズ『クレヨンしんちゃん』の劇場シリーズ19作目にあたる。関ジャニ∞(現:SUPER EIGHT)がOP、EDともに主題歌を担当し、同グループのメンバーである村上信五と大倉忠義はゲスト声優として特別出演したことでも話題となった。レモンという少女を通じて、憧れのスーパーヒーローであるアクション仮面からの依頼を受け、スパイになることを決めた野原しんのすけ。訓練を経てなんとかスパイとなった彼の元に、アクション仮面から「ヘーデルナ王国で悪の博士から正義のカプセルを奪還せよ」という指令が届くのであった。

pck0307のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
9

強いメッセージ性がある作品

今までのクレヨンしんちゃん映画の中で一番心に響きました。すごい面白かったです。観ようか悩んでる方はぜひ最後まで観て欲しいです。超おすすめです。
トップレビュアーの方もおっしゃってるように、終始レモンちゃん視点で進んでいき、物語の主人公がしんのすけではなくレモンちゃんである点が今までになく新鮮な空気を作っていました。
そして、ここまでしんのすけのギャグに淡々と対応したキャラがいたでしょうか。声もすごく良くて、しんのすけのお決まりのギャグとレモンちゃんの淡々としたつっこみが、良いテンポで終始心地よく楽しかったです。
随所に光る映画の強いメッセージ性も、視聴者へ分かりやすく伝えられていて、胸を打ちました。しんのすけがしにそうな(屁が出そうな)時のヒロシのセリフは、全親子に聞いて欲しいです。レモンちゃんのはじめての親への反抗、疑問を持たず任務を遂行するオトナヘの鋭い提言もとても良かったです。
映画全体を包むいつもとは似つかぬ静けさも、スパイの緊張感が感じられて、新鮮で私は好きでした。友情と成長の文句なしの物語と、強いメッセージ性が素晴らしかったです。この映画を観るべき子供、大人が世界にはいっぱいいると思います。
アクション仮面の設定の問題は些細なことです(矛盾してるとは言えないですし)。この映画の大切なところはそこではありません。あえて一点ツッコむとしたら、ゲーム化を意識して作ってるな、とたまに感じたくらいです。
最後にもう一度言います。観ようか悩んでる方はぜひ最後まで観て欲しいです。超おすすめです。