アクセル・ワールド / Accel World

アクセル・ワールド / Accel World

『アクセル・ワールド』とは、川原礫によるライトノベル。「第15回電撃小説大賞」の大賞受賞作品である。2009年に電撃文庫から第1巻が刊行され、2012年にはアニメ化を果たした。略称は「AW」。
個人携帯型のコンピューターが当たり前に存在する世界。中学生のハルユキは、生徒会副会長の黒雪姫こと黒羽早雪に誘われ、「ブレイン・バースト」というゲームを始める。それはコンピューターを介して脳の処理能力を1000倍にも高める機能を持つ、制作者の正体も分からない謎多き代物だった。

hisabisakuraのレビュー・評価・感想

アクセル・ワールド / Accel World
8

素晴らしい

リアルでは虐められているデブでとろい主人公が活躍する話。早い話SAOのそのまた未来の話となっています。フルダイブ意外にもARやら何やらと進化している世界です。構成は吉野弘幸さん。安心できます。女性の可愛さや美しさの細かい表現はピカイチ。そして色々な作品で培われた視聴者を飽きさせないテンポの作り方。裸のシーンよりも力を入れるウッカリスケベシーン等ww私個人としてはもはやこの名前を構成で見れると安心できるレベルです。そして原作も原作でおそらく最高に面白いのでしょう。SAOの未来ともあって設定で似通っている部分はありますが更に進化しています。その進化の具合が面白いです。1話か2話で明かされるので書きますがSAOと同じくヴァーチャルにダイブ出来ます。そしてその世界で得たポイントを利用して時間を1/1000にすることが出来ます。厳密には違いますがそこら辺はアニメで実際に確かめてください。ここら辺の違いがSAOと異なる面白い点です。そしてSAOと同じく現実世界かヴァーチャルかどちらが本物か。みたいな命題も出てきます。ただSAOとは全く異なりますのでその点でも楽しめます。SAOのデスマッチ以降の世界のヴァーチャルのSAOが楽しめたなら楽しめます。あと一応主人公最強系に分類はされると思います。細かく言うと主人公特殊系ですがね…。あと 意外と面白かったのが恋愛要素です。この手の作品の恋愛要素は強すぎていかんのですが結構薄くていい感じです。ハーレム物でもないですしおそらく相手も明確に決まっていますし。そこら辺で見ていてうだうだならないのも良い点でした。とてもバランスよくテンポも良い作りでした。
物語の評価ある種の主人公の成長物語。ある種の主人公最強物語。そして恋愛物でもある。これだけ色々詰め込まれているのに飽きっぽくならず置いてけぼりにならない。構成がとても良かったと言えます。また原作も素晴らしいのでしょう。読んでないので知りませんが。SAOに近いような、でも全然違った面白さを体感できて満足でした。作画の評価全体的に素晴らしかったです。スピード感のある描写だったりエフェクトだったりで面白かったです。