ヒップホップ好きのあなたにオススメしたい「生き続ける伝説」
彼の残した功績はヒップホップの文化が廃れない限りは語り継がれるでしょう。
25歳という若さで抗争に巻き込まれて亡くなった彼の作品には、「暴力・麻薬」等の攻撃的なイメージがあるヒップホップとはかけ離れた、「仲間への鎮魂歌・母への愛」など聞いていて心安らぐようなナンバーも数多くあります。
【名前】トゥパック・アマル・シャクール(Tupac Amaru Shakur)
【出身】USA
【生誕】1971年6月16日 25歳没
【功績】
・アルバム累計総売上数7,500万枚
推定売上数1位 1億5000万枚 マイケルジャクソン
推定売上数2位 4,500万枚 ピンクフロイド
・「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第86位。
・2017年に伝記映画『オール・アイズ・オン・ミー』公開
~曲紹介~
【曲名】life goes on
ヒップホップといえば、アップテンポ!
この曲は正反対で最初から最後まで一定のテンポで落ち着いた曲です。
ギャング同士の抗争で次々と命を落としていく仲間達を思い、曲の終盤には自身の死後の扱いにも触れた歌詞で、曲を発表した直後に襲撃され2pac自身も命を落としているので皮肉にも遺書のようにも捉える様にも出来ます。
【曲名】dear mama
こちらの曲も、アップテンポ!とは正反対、先にご紹介した life goes on のように落ち着いた曲です。
一番最初の歌詞が「感謝」、この一言で全体を通して伝えたい内容がわかります。
麻薬中毒者だった母を小さい頃は疎ましく思いながらも、成長した今だからこそわかる愛情の深さを綴った一曲です。