野田愛実

hibiki-yunagiのレビュー・評価・感想

野田愛実
7

個性派ファンキーヴォイス

野田愛実は三重県出身のシンガーソングライター。子供の頃から歌手として活動。数々のコンテストに出場してグランプリや特別賞を受賞するなど、常に周囲から期待されてきた。

その声に応えるかのように、2012年頃から下北沢を中心にライブ活動を始め、2015年9月には彼女自身初となるファーストアルバム『ミライ』をリリースした。
抜群の歌唱力はファンキーで泥臭くもあるが、一度聴いたら忘れられないほど個性的だ。豊かな低音と伸びのあるハイトーンが特徴。
楽器はメインのピアノの他、ギターの演奏もこなす。

その外見もよく話題に昇るとされる。
細身の華奢なボディ、愛くるしい顔立ちはパワフルな歌唱とのアンバラスさも手伝って若者を中心に、中高年からも人気があるらしい。

また楽曲作りにも定評があり、日本人離れしたハイセンスな曲の数々に多くの音楽好きも魅了されることだろう。

第2弾目のシングル「シンデラは転ばない」は特にオススメの1曲。2019年7月に発表され、期待を裏切らないその出来は多くのファンを唸らせた。

カップリング曲の「ダイヤモンドサマー」は、三重県出身の彼女が地元テレビ局の高校野球中継のテーマソングとして書き下ろした。こちらも必聴のアップテンポなナンバー。

日本のポップシーンにキラリと光る、個性派ファンキーヴォイス。彼女の活躍に今後も注目したいところだ。