今までにないアニメ
最初に見た時に感じたことは斬新。これは実際に見て感じてほしいのですがとにかく斬新です。西尾維新の小説はアニメ化して面白いものなのか?っていう疑問があったのですが、この表現方法には素直に関心しました。ただこの表現方法、人によっては手抜き、紙芝居っぽいと思う人もいるかもです。実際僕も友達にオススメして見せたのですが、「面白かったけど、アニメとしてはどうなの?」みたいな感想が返ってきました。まぁどう思うかなんて人それぞれなのでこういう意見もあった程度に参考にしてみて下さい。
内容の感想ですが、主人公とヒロインたちの会話のやりとりがツボにはまりました。化物語を楽しむ上でこの会話のやりとりは一番のポイントになると思います。こんなやりとりをよく思い付いたな…西尾維新恐るべしです。しかしこのアニメ、お世辞にも「よく動くアニメ」とは言えないものなので、その辺に一番期待をしている人には満足のいくものではないかもしれません。そんなの関係なく見れるって人には是非一度見て欲しいアニメです。
ちなみに僕の一番好きな話はTV放送時の最終話となる暦とひたぎのデートのお話。ひたぎの暦に対する想いになんかすごく心打たれました 。あと、それぞれのヒロインをメインとした話が各2〜5話くらいに分けられているんですが、そのメインとするヒロインごとに主題歌が変わるというのはとても高評価です。どの歌もそれぞれのヒロインらしさが出ていていいと思います。エンディングの「君の知らない物語」は最後まで見て聞くと心に沁みるものがあります。エンディングの映像も微妙に変わったりするとことか作りこまれてる感じがしてとてもいいです。
自分が今まで見た中で一番面白いアニメでした。