To LOVEる -とらぶる- ダークネス / To Love-Ru Darkness

To LOVEる -とらぶる- ダークネス / To Love-Ru Darkness

『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』とは、作画を矢吹健太朗、原作・原案を長谷見沙貴が担当する日本の漫画作品である。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2010年から2017年まで連載された。本作は『To LOVEる -とらぶる-』のスピンオフとなっているが、実質的に続編にあたり、学園ラブコメディとSF要素を組み合わせたストーリーが特徴である。
主人公である不運な高校生・結城梨斗(ゆうきりと)が、宇宙の王族であるララとの出会いをきっかけに、さまざまなエイリアンや超自然的な存在たちと関わりを持ちながら、恋愛やコメディを繰り広げる。特に『ダークネス』では伝説の殺し屋である金色の闇にスポットが当たる。
作品はセクシャルな要素も含まれており、エッチなシーンやユーモア溢れる展開が多く見られる。また、魅力あふれるキャラクターの個性や、繊細な絵柄も支持された。『To LOVEる -とらぶる-』シリーズはアニメ化もされ、ファン層を広げている。

bardteacw0322のレビュー・評価・感想

To LOVEる -とらぶる- ダークネス / To Love-Ru Darkness
10

ヒロインたちの恋心を描いた作品

矢吹健太朗先生の「ToLoveる」の続編で、作画も脚本も前作よりパワーアップしています!
主なあらすじは、恋愛に奥手な純情高校生・結城リトとその周りの美少女との関わりを描いた作品です。リトはラッキースケベ体質であり、毎回トラブルを起こしてしまいます。しかし彼は彩南町で起こる事件からヒロインたちを救い、生きる希望を与えます。そして最初は彼のことを嫌がる女の子も彼の優しさと勇敢さにだんだん心惹かれていきます。
清楚、妹、ツンデレなどさまざまなジャンルのヒロインが登場し、大胆に告白する様子や恋心を伝えられない様子などヒロインそれぞれの恋心が描写されていて、読んでいる側にも緊張やもどかしさが伝わってきます。なにより、可愛いヒロイン、エロ、笑い、バトルシーン、シリアスな展開など、ほかの漫画にはない魅力がたくさんあります。
作者の矢吹先生は、厳しくなっていく規制に負けずエロを表現することに情熱を注ぎ、様々な表現技法に挑戦し続けています。男のロマンが詰まった作品で、読めばたくさんのヒロインの中から好きな子が必ず見つかると思います。学生から老人まで男性なら一度は読んでみるべきだと思いますし、女性でも楽しく読めると思います。