わくわく、楽しく見られます。
サラリーマンの主人公が死んで、気が付くと異世界でスライムに転生していて、もともとチート風なのに、そこから色々あり更なるチートになっていく、というよくあるストーリーです。
小説とコミックとアニメ化で、三度楽しめるようになりました。
主人公のリムルが、たくさんの強者に好かれ、もっとたくさんの弱者に好かれ、そしてどんどん強くなっていく。自分の守りたいものを守るために、時にはヒーローらしからぬ選択をすることもありますが、私は人間味があって好きです。
主人公の見かけに騙されて、横柄で偉そうにしている悪役が、本当の実力を目の当たりにしてビビって逃げていく。というようなシーンも、見ていて気分が良いです。現実にはなかなか起こり得ないことだからこそ、そういうシーンを見るとワクワクします。
また、最初は敵対している人物を次々と仲間にしてしまう、そしてその敵対していた者も、裏で暗躍したり、主人公を騙したりすることなく、心の底から主人公の事を信頼し、主人公のためにがんばろう。という変わり身のはやさも、安心してみていられるので好きです。
子供のころは、ヒーローやヒロインに憧れたりもしましたが、大人になった今は、過剰なドキドキや心理戦を売りとする作品よりも安心して見ていられるものが好きです。