レビューを最後まで読まずにピンと来たらすぐにみるべき作品ですよこれ。
これは泣ける話。ジャンルで言えば「恋愛物」。恋愛物なんて無理!見たくない!って人もジャンルで食わず嫌いせずに是非見てほしい。
導入からアニメならではの演出OP。そしてアニメならではのキャラデザイン。話のテンポはストレスなくどんどん物語が進みます。「膵臓を患った少女」「余命1年」というワードからなんとなくラストの死別を予想してしまうのですが、結末は予想外の展開となりました。
主人公の「僕」がヒロイン「桜良」と出会って成長していく。その僕の成長していく過程を楽しみながらヒロイン「桜良」の言動にキュンキュンしつつ。物語が進むにつれて「桜良」の容体に変化が出てきます。複雑な伏線はありません。頭を空っぽにして最後まで「桜良」にキュンキュンして見てください。
作中のセリフもよいものが多いです。「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。」こんなん美少女に言われたら堕ちるにきまってます。原作小説、実写映画、見てなくても大丈夫です。むしろ見てない人のほうが素直に楽しめる。そんな映画になっています。やっぱり2次元は最高だぜ!