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見応え抜群
2012年公開の洋画作品で、マーベルコミックのキャラクターを実写映画化するプロジェクト「MCU」が目指していたアメコミヒーロー達によるオールスター作品を実現させた作品で、本作はその第1弾でもあります。
2008年より始まった「NCU」で映像化された「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」「ハルク」といったキャラクターが一同に介し、超人同士によるドリームチームを結成し、巨悪に挑むという流れです。
アベンジャーズが映画化に至るまで2008年のアイアンマンから(ニック・フューリーやコールソンといったシリーズ共通のキャラクターを配して)綿密に各キャラクターの映像化作品を世に送り出し、クロスオーバーを自然な形に見せるMCUの手法は見事に的中し、それぞれ葛藤を抱え、対立しながらも最終的に一つのチームとして共闘するヒーロー達の姿は見応え抜群で、その後のシリーズでもアイアンマンことトニー。スタークとキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースのある種のライバル関係や殴り殴られる間柄になる(笑)ソーとハルクと言った関係性が度々描かれ、それらの元祖かと思うとまた違った感想が湧いてきます。MCUはシリーズものとして定着しているので本作を視聴前に「マイティ・ソー」第1作を視聴していたほうがメインの敵になるロキとソーの因縁をより分かり易く見れるかもしれません。