G・DEFEND

G・DEFEND

『G・DEFEND』とは、森本秀によるBL漫画。冬水社の漫画雑誌『Racish』にて、1993年から連載を開始した。2001年に後継誌『いち*ラキ』に移籍。
近未来を舞台に、国会警備隊(通称:DG)の隊長である石川悠(いしかわ はるか)と、そのSPであり恋人の岩瀬基寿(いわせ もとひさ)を中心とした物語。ボーイズラブ要素が含まれている。
西暦2022年。国会では政治テロが相次ぎ、新たな警備体制として国会警備隊を設置した。しかしテロ組織は、その指揮をとる教官を狙い始める。歴代の教官が殉職する中、8代目教官である石川だけは、彼を愛するSP岩瀬の決死の働きによって危険をかいくぐってきたのだった。

sugap04915のレビュー・評価・感想

G・DEFEND
7

G・DEFENDってどんな話?

軽いBLです。DGという架空の仕事に就く人たちの活躍やラブについてですが、ゆるく長く楽しめる作品です。
団体の中で多くのカップリングが存在するので、人を覚えるのが大変だったり、推しのカップルがなかなか出てくれない!ということはありますがわちゃわちゃしているのが好きな人にはお勧めの作品だと思います。これだけのカップルがいるので、自分の好みに合うカップルにも出会えるのではないでしょうか。カップルだけでなく、一人一人をみても皆魅力的なのも、この作品の好きなところです。同期や友人同士の絡みだったり、先輩後輩関係が見られたり全体的になごみます。
危険な仕事なのでシリアスな場面もあります。そのたびにカップル同士や隊員同士の絆が深まります。既に五十巻を超える作品なので、これまで読んできた人にだけわかる空気感などが楽しめるのが、長く続く作品の良いところだと思います。ただやはり話の核はメインカップルに偏る可能性が高いです。メインカップルがお気に入りになる方には夢のような世界でしょう。なんでもない脇役だと思っていた人が突然主役になったり、カップル誕生したり……なかなか油断できないです。キャラクターはイケメン揃いで絵も綺麗です。