キセノンP

キセノンP

キセノンPとは、VOCALOIDを使用した楽曲を製作しているプロデューサー、いわゆるボカロPである。本業はヴォーカリストであり、もともとは「SHO」名義で「TOHO TEMPEST」シリーズなどの東方を中心としたゲーム楽曲のアレンジ曲を制作していた。2010年3月28日に投稿した初のニコ動投稿曲「はやぶさ」は、自身初の殿堂入り作品でもある。その後は、VOCAROCKやボカロメタルを奇数曲目に、J-POPやアニソン・バラードなどを基調にした曲を偶数曲目に発表していた。2010年8月1日にサークルXMに加入し、以降は乙女Pと共に活動している。

liverock-renoteのレビュー・評価・感想

キセノンP
10

マルチタレントな音楽家

一般的にはボーカロイド作曲者は日の目を浴びることは少ないですが、彼の楽曲はメジャーでも十分すぎるくらい通用するものです。シンフォニックメタル、普通のメタルを書いているかと思いきや、気持ちが悲しくなるようなバラード曲、アップテンポのポップ曲、ちょっと昭和の雰囲気漂うノスタルジックな曲などを多数書いており、時と場合によって聞きたいジャンルの曲がすべて揃います。
もともとはニコニコ動画で活動(現在は休止)していましたが、その才能は歌い手を魅了し、「はやぶさ」は多数の人がカバーしたり、合唱したり、中には外国の人までカバーする人気ぶりを発揮しています。現在はYoutubeで広報活動をしながら、LineMusicでも活動を行っており、私自身毎日必ず通勤時には聞いています。楽曲の中ではメタル系の曲がやはりすごい好きです。というより、メタル系の曲のほうが再生回数も多く、それだけたくさんの人に支持をされていることになります。ツーバスでドコドコ、神がかったギターソロなどが好きな人は確実にハマること間違いなしです。2018年末頃から更新頻度は落ちていますが、最新作を作成中らしく、もしかしたら2019年内には新しい楽曲が聞けるかもしれません。気になった方はぜひ1度聴いてみてください。