久しぶりのテトリス
テトリスというと一人で黙々とスコアを伸ばしていくものだとばかり思っていたが、先日ニンテンドースイッチに登場した「テトリス99」は自分にとってとても衝撃的なゲームだった。まず、99人でどうテトリスしろってんだ、と疑問に思ったが、実際に遊んでみるとテトリスをするという部分ではいつも通りだった。しかしここに98人のライバルが登場すると途端に緊張感が走る。どこから攻撃がやってくるのかわからない上に、こちらの対抗手段がただミノを消していくしかないという状況がなかなかスリリング。はじめのうちはおとなしいものだが、1分もしないうちにあっちこっちで攻撃の効果音が響いてくる。こっちも攻撃しなければ、とミノを積んだり消したり攻撃されたりしていくうちにあっという間にゲームが進んで行く。
テトリスの基本ルールさえ分かっていれば気軽に楽しむことができる。テトリスをしたことない、という初心者の人も1回チャレンジするのもいいかもしれない。かくいう自分もテトリスはそこまで得意でもなかったし、T-spinだのDT砲だののテクニックも全く知らなかった素人であった。そんな自分でもこのテトリス99を1回プレイしただけで「もう一回」「今度こそ」「これで最後」と延々とプレイするようになってしまった。これまでのソロテトリスとは違い、相手がいるという事が闘争本能を刺激するのか「やってやる!」という気持ちがどんどんと出てくる。また、98人もライバルがいるので、1対1のような刺すか刺されるかの緊張感に比べれば「おっしゃ倒した!次だ次!」とそこまで重くとらえる必要がないこともこのテトリス99のいいところでもある。とにかく今、あなたがニンテンドースイッチを持っているならオンライン加入してダウンロードすることをお勧めする。一緒にテトリス99にハマろう!