初めて知る魔法の世界と両親の死因
10年前に両親が亡くなった後、ハリー・ポッターはダーズリー家に引き取られた。11歳を迎えようとした時、ホグワーツ魔法魔術学校からハリー宛に手紙が届く。しかし、ダーズリー夫婦は手紙を見せないようにし、海の上の小屋に全員引っ越した。そこへルビウス・ハグリッドが現れた。その時、ハリーは初めてハグリッドから手紙の内容を見せて貰う。そして、両親は魔法使いでありハリーにも魔法族の血が流れている事を教えて貰う。ホグワーツ行きの列車に乗りロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーに出会う。ハリーは、なぜ自分が有名なのか列車に乗る前に話して貰ったハグリッドの話と二人の話から理解する。闇の魔法使いであるヴォルデモート卿に狙われて唯一生き延びた男の子だったからである。列車がホグワーツに到着すると組分け帽子によりハリー、ロン、ハーマイオニーはグリフィンドール寮に所属した。ある日トロールが学校に現れハーマイオニーが襲われる。ハリーとロンが助け、ハーマイオニーも二人と共に過ごすようになる。その時三人はセブルス・スネイプが、禁じられた廊下に隠された物を盗もうとしていると疑う。なぜなら、トロールが現れた時一人だけ四階に向かい三頭犬に足を噛まれていたからである。ハグリッドに隠された物についてしつこく聞くとニコラス・フラメルの名前を出してしまう。三人はフラメルが賢者の石を作った事を知り隠されている物がそれだと確信する。そして、ダンブルドアが不在の夜に盗まれると思い三人は賢者の石を守りに行く。次々と罠を突破し、ロンが気絶した時ハーマイオニーに介抱を頼み最後の部屋に辿り着く。そこにいたのは、ヴォルデモートが憑依したクィレルであった。なぜか、「みぞの鏡」に映るハリーが賢者の石をポケットの中に入れると自分のポケットの中に賢者の石が入っていた。彼は石を奪おうとするが、ハリーの体に触れるだけで体がボロボロと崩れて死亡する。ヴォルデモートは再び体を持たないまま逃げ去った。ハリーは気が付くと医務室にいて、ダンブルドアがそばにいた。なぜクィレルがハリーに触れただけで死んでしまったのか理由を聞くと、ハリーの母親であるリリーの守りの魔法のおかげだと知る。寮対抗杯は、三人の活躍と彼らを止めようとしたネビルが点数として加算されてグリフィンドールは寮杯を獲得した。