世界一初恋 / セカコイ / Sekai-Ichi Hatsukoi

世界一初恋 / セカコイ / Sekai-Ichi Hatsukoi

『世界一初恋』とは、中村春菊が角川書店の雑誌「エメラルド」で連載しているボーイズラブ漫画・小説、アニメ。
少女漫画の編集部を舞台に、5組のカップルが繰り広げるドタバタ恋愛劇を描く。
小野寺出版の跡取り息子・小野寺律(おのでら りつ)は丸川書店に転職したが、文芸ではなく少女漫画を扱うエメラルド編集部に配属されてしまう。そしてエメラルド編集部の編集長・高野政宗(たかの まさむね)は、高校時代に律が初めて付き合った初恋の人だった。

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世界一初恋 / セカコイ / Sekai-Ichi Hatsukoi
10

絶対に見るべき!

純情ロマンチカの著者・中村春菊先生の作品です。世界一初恋は小野寺律の場合、吉野千秋の場合、木佐翔太の場合、横澤隆史の場合に分かれており、横澤隆史の場合以外はアニメ化、横澤隆史の場合は映画で上映されました。
題の通り、初恋がテーマのマンガです。小野寺律の場合がメインですので、1番多くマンガが出ています。主人公は有名出版社の御曹司小野寺律と、学生時代先輩で転職先の直属の上司高野政宗とのラブストーリーです。2人は高校時代短い期間でしたが恋人同士でした。しかしある出来事により破局し、10年後に再会します。他のCPは既に恋人同士ですが、この2人だけはなかなかくっ付きません。学生時代とは違い、世間体などが付いて回る社会人。まして御曹司という立場から素直になれない律。そして思った以上に高校の時に負った傷が深く、これ以上傷付けられたくないと中々心を許すことが出来ません。中村春菊先生のステキな絵によって描かれたイケメンが2度目の初恋に落ち、子供の時とは違い大人になり様々な葛藤があり、悩んでいる姿は涙無しには読めません!また、主人公たちが出版社のマンガ編集なので、リアルなマンガ編集の用語や仕事などを感じられ、その点でも大変面白いです。