しろくまカフェ / Shirokuma Cafe

しろくまカフェ / Shirokuma Cafe

『しろくまカフェ』とは、2006年に第22回コミックオーディション銀の花賞を受賞した、ヒガアロハのデビュー作。漫画は「月刊flowers」(小学館)にて連載中。アニメは2012年4月5日から2013年3月28日までテレビアニメが放送されていた。カフェを営むしろくまと常連客のパンダや動物たち、それを取り巻く人々が繰り広げるほのぼの系ギャグ漫画。動物たちはごく自然に人間社会に溶け込み、種族間の隔たりなく会話をしている。

maiyas0118のレビュー・評価・感想

しろくまカフェ / Shirokuma Cafe
10

「パンダくんパンダじゃなくなる」

このアニメは2012年に放送されていました。物語の世界観は、最初からパンダやペンギンやいろいろな動物がスマホを使ったり、バイトをしたりして、普通に人と会話をしたりしているほのぼのした物語になっています。その中で、ほんわかした回が「パンダくんパンダじゃなくなる」です。ある日、パンダくんがしろくまカフェで「僕、明日からパンダじゃなくなるんだ」とポワーンと言いました。そばにいたしろくまくんは「へー」と流すように言いました。そこは流すところじゃない!とつい心の中で突っ込みを入れてしまいました。次の日、パンダくんはアナグマコーナーでアナグマをやっていました。ところが、すぐ眠くなって、居眠りをしてしまいました。パンダくんは「だってここ暗いし、日の当たらないパンダはパンダじゃないよ」とまたポワーンとした言い方で言いました。次はラッココーナーでラッコをやってみます。同僚のラッコさんが「ハマグリ割ろうか」と。パンダくんは、お腹に乗せた石でハマグリをコンコンとやると、「割れないよ」。もう少し強くコンコンとやってみると、「お腹痛いし、ラッコさんのお腹で割らせてよ」とラッコさんは呆れてしまいました。次にラマコーナーでラマをやってみると、ラマの場合2人いないとできないので、飼育員のきりのくんがラマの下半身をやっていました。今度は、パンダなのに飼育係をやることになりました。パンダくんは他の動物に掃除させといて、自分は事務室でパソコンを見てていました。飼育員の半田さんが注意すると、パンダくんは「いやー、忙しいよ電話切ったりパソコンを開いたり」と、お仕事をしてるように言いますが、お仕事をしているとは言えませんでした。今度は園長もやろうとパンダくんは考えていました。この回を観ていた自分は、パンダくんがアナグマをやったり、ラッコをやったり、飼育係をやっているところがかわいくて、観ていた自分もパンダくんみたいにポワーンとなってしまいました。さすがに、園長までやろうとしたパンダくんはあまりにも何でもありすぎかなと思いました。