ご都合主義な下克上がなんとも心地よい作品
ごくごく普通のサラリーマンが事故死して転生したらスライムになっていた、というなんとも奇想天外なスタートをする転生ものですが、魔物でも一番下っ端であるはずのスライムとなってしまった彼が、超ご都合主義な流れでありえないほど強くなっていく成り上がりストーリーは、イマドキのおとぎ話としては良質なのかもしれない。
原作の方も途中までしかみていなくて今はアニメ放映中なのでこちらもまだ途中迄しかみていないけれど、人間の時代の記憶をうまく駆使しながらどんどんいろんなモンスターを束ねていったり、日本人ならではの平和主義を上手に活かしていたり、時には食えないサラリーマン男子の片鱗をちらつかせたりと、見ていて思わずのめりこんでしまいます。
今アニメではちょうど主人公のスライムことリムル・テンペストが自分の名前がついた街と国の長になって、魔族までが参入してしまったところですが、魔族との今後のやりとりがどうなっていくのかというのも気になるし、彼の運命の女性となった転生者のシズさんに関わっていた魔王との出会いはどうなるのか、とか、気になる要素はまだまだ続きますから楽しみは尽きませんね。
なにより、最初に飲み込んだ暴風龍は一体いつ、外に出てくることになるのかというのも気になります。
ちょうど今放映中なのでこれから見ても十分楽しめるのではないかなと思います。