マンガ大賞受賞後も続きがすばらしい
ちはやふる、という漫画をご存知の方は多いのではないでしょうか。マンガ大賞を受賞していますし、映画化されていることで注目を浴びましたよね。そんなちはやふるですが、今でも続いているマンガがすばらしいんです。
千早たちは高校3年生になり、それぞれ大学受験に向けて勉強していたり、高校生活最後となるかるたの団体戦に全力をかけたり。部活のメンバーとも深い絆でつながっている様子が描かれていて、朝から晩まで、休みの日もすべて一緒という印象がします。その一方で、クイーン戦や名人戦に出たいとの長年の夢を叶えるためのチャンスに挑むキャラクターも出てきます。千早、新、太一の3人です。ただでさえそこに行き着くまでがどれだけ大変かわかっているのに、トップに立とうと努力します。クイーンになるところまで、名人になるところまで、力をふりしぼっている様子が試合のシーンでわかります。男子は、新も太一も千早にとって大事な友達で、対戦相手でありながらふたりにとってもお互いに大事な存在です。どちらもいることで実力をのばしてきました。ただし、名人になれるのはひとりだけ。ついにその勝者を目撃するときが来たか!と思いながら読みました。とてもドキドキしました。