ゴジラ×メカゴジラ / GMG

ゴジラ×メカゴジラ / GMG

『ゴジラ×メカゴジラ』とは、2002年に公開された日本の怪獣パニック映画である。ゴジラシリーズ第26作品目になる。監督は手塚昌明、主演を釈由美子が務めた。
館山に45年ぶりにゴジラが出現、対特殊生物自衛隊がゴジラを迎え撃つも歯が立たない。日本政府は科学者たちを集結させ、機龍(メカゴジラ)を完成させる。システムに問題を抱えながらも改良を重ね、再び現れたゴジラと戦うのであった。
女性主人公や女性総理が登場し、当時の時代性を反映した映画になっている。

tasaking1985のレビュー・評価・感想

ゴジラ×メカゴジラ / GMG
8

最先端のメカゴジラ「機龍」がカッコいい

この映画は2002年に公開された物語です。私はDVDで観ました。本編でメカゴジラが再登場します。ただ、作中では「メカゴジラ」とは呼ばれず、別名「3式機龍」と呼ばれます。このメカゴジラは、1954年に「オキシジェン・デストロイヤー」という兵器で倒したゴジラの骨で作ったサイボーグゴジラなのです。機龍の外見がスタイリッシュで、これまでのメカゴジラよりかっこよさが増していました。ところが、途中でゴジラの骨の影響なのか、機龍が暴走して町を襲撃したりする場面がありました。そのことがきっかけで機龍を作ったのが間違ってたのかと防衛軍は沈痛な面持ちで考えます。そんなとき再びゴジラが現れて絶体絶命の地球…!果たして機龍はもう1度立ち上がることができるのでしょうか。この後の物語はDVDなどで確認してみてください。この映画は「大怪獣総攻撃」よりは明るかったので、比較的気軽に観れました。敵とは言えゴジラにも愛嬌があったのがよかったです。機龍はもともとゴジラだったので、サイボーグ化しても生きていると感じました。機龍だったら、同じゴジラを倒したくない気持ちもあったかなと思いました。本編でもそう語っていたところがありましたし。ゴジラにしては珍しく、その点にグッと来ました。特に今回は「命の大切さ」がテーマだったので、人間もゴジラもみんな平等な命なので、たとえ敵のゴジラでも少し労る気持ちが湧いてきました。ちなみに、この物語は続編があります。