何度も繰り返し観る映画はこれだけ。
こんなにも、心踊る作品でありながら、何度観ても飽きない映画は、なかなか無いのではないでしょうか。
キラキラとした、女性の憧れる世界が、テンポの良いストーリーで描かれ、素敵なファッションとセンスのある音楽で飾られています。
そして、主演のアン・ハサウェイのキュートさたるや!
特に、彼女が演じるアンディが、職場に適応しようと、自らのスタイルを変える場面は、まるでファッションショーの様で、あらゆるスタイリングを着こなす彼女は本当に魅力的です。
そして、そんな彼女の鬼上司ミランダを演じるメリル・ストリープの演技の素晴らしい事!
女性が社会の第一線で活躍する事の大変さが、ミランダの強さ、弱さ、怖さ、優しさという、あらゆる面を通して伝えられ、それは彼女の演技力があってこそ、真に迫ったものになっているのだと思います。
その他にも、友人のリリーや先輩であるエミリーなど、仕事に対する姿勢が前向きで素敵な女性が多く描かれていたり、アンディやミランダが仕事に没頭するあまり、パートナーとのコミュニケーションに障害が発生したりと、「女性×仕事」をベースとして、様々な場面が描かれているので、働く女性にとっては、色んなことを感じる事のできる作品だと思います。