蒼き革命のヴァルキュリア

蒼き革命のヴァルキュリア

『蒼き革命のヴァルキュリア』は2017年1月19日にセガゲームスから発売されたロールプレイングゲーム。『戦場のヴァルキュリアシリーズ』の流れをくむ「ヴァルキュリア プロジェクト」の一作。しかしゲームシステムや世界観などは一新されている。
舞台となるのは架空のヨーロッパ世界の戦争。テーマは「復讐」と「死」であり、ルーシ帝国からの独立と解放を目指す小国ユトランド王国の若者の戦いを描いている。
本作は過去に起きた出来事を、語り部であるリシェール・ラウドルップが語るという形で進行する。実際の主人公はユトランド王国のアムレート・グレンケアという突撃兵。

tetudou1014のレビュー・評価・感想

蒼き革命のヴァルキュリア
4

これがヴァルキュリア?しかしチャレンジ精神は認めたい

ヴァルキュリアシリーズは2以外は全てプレイ済み。最初にプレイしたのは大学生くらいだったので、久々のヴァルキュリアで楽しみにしてました。体験版もありましたが、ヴァルキュリアだし面白くない訳がない!と信じ、体験せずに即購入。今思えはちゃんと体験しておくんだったと後悔です。
まず、ストーリーですが、ヴァルキュリアなので過去を遡りながら進行していきます。いったいどうしてこうなった?この伏線は?等と考えながら進めて行けたので進行の仕方は良かったと思います。ただ、内容がなんとなく薄いというか…。アムレートは基本的には好きな主人公の部類ですが、他の仲間との繋がりを感じていく行程をもう少し丁寧に描いて欲しかったと思います。なんかあまり仲良くなった感じがしないのに全員で戦おう!みたいな感じがしたので微妙でした。
そして戦犯と言われている戦闘システムですが、正直なぜこのシステムにしたのか?と感じてしまう程未完成というか…爽快感が無いというか…。非常に中途半端な出来かと思います。
システムが中途半端なので、考えても無双出来ず、無双したくても少し考えなきゃみたいな感じに仕上がってる印象でした。今迄のようなシステムで問題なかったんじゃないかなと思いました。しかし、新しい挑戦としては評価出来るものではありました。