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トーマスたちのチームワークとヒロとの友情に感動
トーマスとスペンサーが競争中にブレーキが壊れ、トーマスが使われなくなった線路に迷い込み、ボロボロの機関車「ヒロ」に出会うことから物語が始まります。トーマスはヒロを助けてあげたいと思い、トップハム・ハット卿に話して修理してもらおうとしますが、ヒロは壊れた機関車はスクラップにされてしまうから、トップハム・ハット卿には内緒にしてくれと言われます。そのためトーマスはハット卿には内緒で直し、役に立つ機関車に戻してからヒロをハット卿に話すことにします。そのため、内緒で修理するために奔走するのですが、1人ではできず、機関庫やソドー整備工場の仲間たちにすべてを話し、協力してヒロを修理します。しかし、その動きを見張るスペンサー……この話ではスペンサーが悪役ポジションです。ただ、スペンサーの行動がいろいろ裏目に出て、彼自身が自爆するので、そこまでねちっこい悪役ではないと思います。結末はトーマスとヒロとスペンサーとで仕事をこなし、スペンサーが彼らを馬鹿にしたことを謝ります。ヒロを思う仲間たち、トーマスの優しさなど、見どころがいっぱいです。トーマスを見張っていて仕事をすっぽかすスペンサーも面白いです。そして、日本生まれの機関車ヒロがとてもかっこいいです。