東のエデン / Eden of the East

東のエデン / Eden of the East

『東のエデン』とは、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて放送されたテレビアニメである。同枠初のオリジナルストーリーであり、原作・脚本・監督は神山健治、キャラクター原作は羽海野チカ。アニメーション制作はProductionI.G。記憶喪失の青年が謎の携帯電話によって、日本全国を賭けたゲームに巻き込まれるサスペンス・アクション。テレビアニメ放送後、映画化もされており、「ノイタミナ」初の映画化作品となる。

maccaroneのレビュー・評価・感想

東のエデン / Eden of the East
8

タイトルなし

この作品は私が高校の頃の作品ですが、2019年現在28歳の私が今でもお勧めできる作品です。
何度見たか覚えていないほど観ました(笑)
時間が経ってから見返すと前に見たときと違う気持ちになるのが不思議です。
簡単に言うとこちらの作品は、100億やるから世界を変えろといわれた9人の中の一人「滝沢」という男の話です。

作品のスタートは滝沢が記憶をなくしたところから始まります。
一人の少女を助け、その子と行動を共にしながら自分の記憶を取り戻すことが最初の課題でしたが、自分に課せられた運命を知っていくうちに企てた人物を一発殴るという目的に変わっていきます。
そこにたどり着くまでにたくさんの人と出会い、たくさんの事実を受け止める姿は「格好いい」と言わずにはいられないでしょう。当時、滝沢くんに恋をしたのは私一人ではないはずです(笑)

また、作中で出てくる偉人の言葉や歴史、とてもためになる話がいっぱい出てきます。あえてここでは言いませんのでぜひ、この作品をご覧になってください!

この作品は映画が2本でており、それが続編となり完結する作品になっています。
自分がもし大金を好きに使っていいから世界を救えといわれたら…。その問いの答えは今でも悩んでいます。何度観てもそのとき出る答えが必ずしも次に観たときと同様でないことは自分の成長なのだと思っています。なので、この作品を何度かご覧になってその都度、自分に問いかけて考えてみてください。
きっと自分の成長と滝沢くんや他の方の考えをもっと深く見つめる機会になりえるでしょう。