タイトルなし
小説、マンガ、アニメ、スピンオフ作品沢山ありますが、私がお勧めするのは、小説家になろうに掲載されていたWeb版小説(原作)ですね。
いわゆる異世界物語が沢山ある中で、これだけ注目されたのは、転生したら人ではなくて、最弱モンスターのスライムだったこと、お決まりのチートなスキルと最初から自我を持つ超チートな大賢者を手に入れて(影の主役ともいえる大賢者、後に名前も持つ)、成長していく物語です。
最初はスライム型だけだけど、擬態を収得して爆炎の支配者こと英雄のシズさんを見送り、取り込んでからは人化もできるようになった主人公リムル。
見た目は美少女、だけどスライムだから無性で、でも中身の基本的な人格は転生する前の《ゼネコン勤務、37才、独身のおっさん》のまま、口調も同じなギャップも面白いです。
異世界転生物語が表紙の顔としたら、裏のテーマは小さい町工場が回りとの軋轢や戦い、和解、さして競争を乗り越え、組織もその都度、人材を適材適所で置いていきます。
小さい町工場から、一つの国へ、それから世界をリードしていく存在にまで高まっていきます。
Web版は、登場人物が多いのです。
私が好きなのは、ホフゴブリンのゴブタ、上位悪魔でリムルに召喚されたディアブロ、運だけの勇者まさゆき、魔王ミリム、もちろんリムルです。