フィギュアスケート初心者に優しいアニメです。
日本国内では無敵の、唯一のフィギュアスケート男子シングル特別強化選手である勝生勇利は、「ガラスのハート」と揶揄されるほどにメンタルが弱く、国際試合では実力が発揮されないスケーター。そんな彼の憧れは、ロシアの英雄であり世界王者のヴィクトル・ニキフォロフ。23歳にしてようやく、世界で6人だけが出場できるグランプリファイナルに駒を進め、ヴィクトルと同じ舞台で勝負できることに! しかし、緊張のためストレス太りし、更に愛犬の死に直面。結果、最下位に沈み、メディアでは勝手に「引退」との報道までされる始末。シーズン終了後には、留学していたデトロイトを離れ、進退を決めぬまま5年ぶりに実家へ帰省するも、居心地が悪い思いを抱いていたそんな時。まさかの、世界王者・ヴィクトルの訪問。そして、「コーチになるぞ!」宣言。あまりのことで何が何やらわからぬまま、スケートに戻った勇利は、憧れの選手のコーチングや、若手選手の勢いを前にモチベーションをあげていく。かつては口にはできなかった「金メダルとります!」宣言をかまし、グランプリファイナルリベンジに燃えるスケーターのアニメです。フィギュアスケートが大好きな方たちが作っているのですが専門的ではなく、また少年向けのスポーツ作品のように突飛なこともなく、スケートに関しては地味なくらいにコツコツとしていますが、個性的なキャラクターが作品を魅力的にしてくれています。