タイトルなし
2018年5月公開のゴジラシリーズのアニメ映画化作品3部作の第2弾です。
前作でゴジラの亜種を倒したハルオ達はゴジラ本体に叩きのめされ、フツアと呼ばれる原住民に救われますが、彼らが使っていた狩猟道具がかつての対ゴジラ兵器「メカゴジラ」を形成する金属「ナノメタル」だったことが判り…。
前作のラストでゴジラシリーズにおける人気のライバル怪獣メカゴジラの登場を煽り、期待したら驚くべきことにメカゴジラは破壊された後2万年の間に全身を構成する生きた金属・ナノメタルが増殖を繰り返し(辛うじて頭部だけは残っていますが)その姿は巨大な都市を形成する「メカゴジラシティ」となっているという驚愕のオチとなっていて流石にファンから賛否両論が巻き起こりました(ちなみに私もメカゴジラ何処だよ!と否定はです笑)。
ストーリーはこのナノメタルをきっかけにハルオ達地球人と共闘していた異星人種族ビルサルドとの間に決裂が起きていくのを描いていきます。
とはいえ、メカゴジラの登場を期待していたファンには納得(私もそう)できないものがあり、ゴジラ・アースも本作以降は1作目ほどの存在感がなく舞台装置のような扱いになっていたりと怪獣の活躍を期待すると肩透かしをくらう結果になりました。
アニメ版ゴジラは怪獣映画ではなく人間ドラマを見るものと言えばそれまでですが、ゴジラ映画で期待される要素が正に登場怪獣の描写だというのにそれはどうなんだろう?と思いました。