ロッキー・ホラー・ショー

ロッキー・ホラー・ショー

『ロッキー・ホラー・ショー』(原題:The Rocky Horror Picture Show)とは、1975年に制作されたホラー映画。日本では1976年8月に公開された。本作は、リチャード・オブライエン原作のホラー・ミュージカル舞台劇『ロッキー・ホラー・ショー』を映画化した作品だ。マッドサイエンティストの屋敷に迷い込んでしまった男女が、奇妙な人々が繰り広げる宴に巻き込まれる。往年のSF怪奇映画へのオマージュ、ロック音楽が散りばめられた作品。全編を通してミュージカル映画の構成になっている、珍しいコメディタッチのホラー映画である。

tetudou1014のレビュー・評価・感想

ロッキー・ホラー・ショー
9

ロック、SF、セクシュアル、コメディ、バイオレンス、デカダンス、トランスジェンダーなどの要素を詰め込みまくったミュージカル

リチャード・オブライエン原作・作詞・作曲の同名ミュージカルを1975年に映画化した作品。
公開当初はパッとしなかったが、上映時間を深夜に切り替えたところ、コアなファンがコスプレしたり、映画にツッコミを入れるようになり、やがてそれがムーブメントとなっていった。その影響力は衰えることなく、現在も日本を含め世界中でキャストを変えてリメイクされている。また、定期的に上映会を行っている国もある。同映画に出演している著名な役者にティム・カリー(出演作:レッド・オクトーバーを追え!、ホーム・アローン2、コンゴなど)、スーザン・サランドン(イーストウィックの魔女たち、テルマ&ルイーズ、デッドマン・ウォーキングなど)らがいる。

友人の結婚式の帰り、愛を誓うごく普通の若者カップルが恩師に婚約の報告に行く。しかし途中で嵐に遭い、車がパンクがパンクしてしまう。困った2人は通りがかりの古城で電話を借りようとするが、そこではトランシルバニア星からやってきたトランス・セクシュアルなマッド・サイエンティストが自分好みのマッチョな人造人間を誕生させようとしていた。2人は有無もいわさずに無理やり誕生パーティーに参加させられることになるのだが。