年に1回読み返してます。
私は少女漫画が大好きです。沢山の漫画を読んできた私が1番心に残ってる漫画が「僕等がいた」です。
16歳の時に読みはじめました。それから26歳になった今でも年に1回読み返してます。
歳を重ねる度に、読み返すと漫画の内容の深さを感じます。若い子はもちろん、大人の女性にも読んで欲しい漫画です。まず、矢野元晴がカッコいいです。笑顔も可愛く今時の高校生なのですが、彼は大きな闇を背負ってます。
元カノの突然の死。矢野が自分のせいだと思い苦しんでる姿がとても辛いです。
そんな彼にを好きになった高橋七美。好きだけど、矢野の心を開く事ができない。そんな七美が矢野に自分の思いを伝える!その言葉がとても素晴らしいです。高校生から出てくる言葉とは思えない素敵な言葉です。
それを聞いた矢野は、闇から一歩踏み出しはじめます。
大きな闇を、一緒に背負っていく覚悟を決めた七美の姿がかっこいい。付き合う事になった二人、少女漫画らしい胸キュンする内容。ハッピーエンドと思ったのに、2人はここからまさかの展開になります。今までの漫画で読んだ事のないような、次から次に壁が訪れます。
幾度となく深く傷つきながらも、突き進む二人。どんな事も二人なら乗り越えれると思っていたのに。矢野は突然失踪してしまいます。失踪から5年後、再開する二人はどんな決断をするのか、最後の最後まで一巻につき一回泣きながら読みました。
10年間読み続けている、唯一の漫画です。これからも読み返して2人の愛を見届けたいです。