良い意味で期待を裏切られました
音楽の街で靴職人をしている主人公ミゲル。
ミゲルは音楽がやりたいのに家族に反対され音楽に触れることも禁止していた。
ある日、死者が帰ってくると言われる祭りの夜のこと。祭壇に顔を飾ると死者の先祖が帰ってくるという時に演奏会が開かれることを知るミゲル。楽器を貸してくれないかと色々な人に話しかけるが見つからず、死んだ先祖が有名なミュージシャンと知りこっそり飾られているギターを盗み、警察が来るも体がすり抜けてしまった。
その後、死者の国に行き冒険していたミゲルですが、先祖の人も音楽に反対していたので死者の国でも追いかけられていました。急いで逃げていた時にヘクターという骸骨の男に会い、一緒に出ようと約束して行動を共にする。道中、死者の国でも音楽のコンサートがありそのコンサートに参加するという勇気ある行動っぷりがなんとも言えなく、「恐怖」より「好き」という気持ちが勝った瞬間を目の当たりにしました。
コンサート後、死者の第2の死を目の当たりにして悲しくなりました。死者の世界は生きてる人の世界の記憶から無くなってしまうと、死者の国では生存できず消滅して消えるという。
そこから勘違いしてミゲルは有名なあの人に合いに行くのですが、まさかの展開に驚かされました。
良い意味で期待を裏切ってくれる1作品です。