ザ・フライ

ザ・フライ

『ザ・フライ』とは、1986年に公開されたアメリカのホラー映画である。1958年公開の『ハエ男の恐怖』のリメイク作品で、大筋のストーリーはそのままに、実験中のアクシデントによりハエ男になってしまった主人公の苦悩を、回想形式で描いている。監督はデヴィッド・クローネンバーグが務め、自身の大ヒット作となった。1989年には続編として、クリス・ウェイラス監督による『ザ・フライ2 二世誕生』が公開された。

Atanasia_0006のレビュー・評価・感想

ザ・フライ
9

ヒロインの愛がイイ感じ!

まず始めに、この映画は見る価値ありだ。そう断言するよ。
頭空っぽの状態で十分楽しめ、引き込まれる。そんな映画は結構貴重だと思うね。

天才科学者がテレポーテーションの研究をしていて遂に無生物だけでなく、生物も転送させることができるようになって、自分自身で実験するんだよね。その時に自分以外に、別の生物も装置に入り込んでしまっていた。それがフライ、蝿だ。転送によって分解された彼と蝿は組み直される時に遺伝子的に融合してしまっていた。蝿男の誕生だ。最初は精力的になっただけだと思い、恋人とのセックスもかなり楽しんでいたけど、徐々に蝿に変わっていくんだ。
彼が元に戻れるか否かはラストまでお楽しみ。。。

天才科学者が蝿男へと変化していく様子はとても見応えがあると思ったね。かなり蝿へと容姿が変わってからもヒロインが愛を持って接する感じはこんな恋人が欲しいと思わず考えさせられる。普通もっと早い段階で逃げ出す女ばっかりだって。世の中。
主演の俳優は「ジュラシックパーク」や「インディペンデンスデイ」にも出ている背の高いメガネが似合うあの人さ。かなりガタイがいいって、この映画を見て思った。ちょっと変態的に見えるけど、男らしくてかっこいいと個人的には思うな。この役は彼にピッタリだと思ったよ。