女の子がなぜか急に変身?!モフモフ大好きにはたまらない映画
ピクサー・アニメーション・スタジオ製作の映画「私ときどきレッサーパンダ」はタイトルにあるように、どこにでもいるような13歳の少女メイ(メイリン…リー)が、ある朝起きると突然、巨大かつモフモフなレッサーパンダに変身してしまう。衝撃的でありながらコミカルで、巨体であるがこれがまたカワイイ。
巨大なレッサーパンダに変身して自身が恐ろしい存在になってしまったと思うメイだったが、学校の友達や周囲の反応は意外や意外、とても好意的でみんな一目みたいと集まってくる。モフモフ大好きにもたまらない映画だ。
変身してしまったきっかけや先祖とのつながり、仲の良い友達との関係、大人気ボーイズ・グループの4★TOWN(フォータウン)のライブへ行きたい気持ちなど、さまざまな困難を乗り越え、レッサーパンダに変身してしまう自分をそのまま受け入れるのか、変身しないように手だてを打つのか、大きな葛藤と戦っていく。
カナダ・トロントにあるチャイナタウンで暮らす主人公(メイ)、ピクサーの美しいアニメーションで描かれるカナダでの学校生活や街並みがみられたと思ったら、彼女が帰宅すると中国の世界観が広がっており、1つの映画で幾つもの文化的な側面がみられるのも魅力の1つ。子どもから大人まで楽しめる内容となっている。