ボクから見た大森元貴に対してのレビュー
この記事は単なる紹介記事であり、何かを批判したり何かに対して斜めに構えたりしながら書いているわけではありません。1個人の口コミとして、1個人の意見として読んでいただけますと幸いです。
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴は非常に洗練された歌い手で、言葉を大切にしており且つ自分が感じたことを言語化し詩に乗せて歌っている。そのため大森元貴の綴る歌詞は、1人の人が感じたことを丁寧に詩にしており、大衆に向けたものではなく、響く人には深く強く響く。
サウンドプロデュースも個人で行っているため歌詞だけでなくメロディも耳に残りやすい。
かねてより、産み落とした子(曲)達は私の心臓と言ってきていたように、その時その時の本気の気持ちが言葉になって表れている。インタビューでも、楽曲の歌詞はSOSでもあると言っている通り、それだけ歌詞に思いを強く込めていることが分かる。
「期待をしすぎると負けるんだ」という歌詞、「未だ見ぬ思い出期待だけはさせてね」という歌詞、それぞれの曲があり一見すると相反しているが、これこそが人間でありそれでも人が嫌いになったりしないところが大森元貴が人間らしい曲を生み出していける所以なのだと私は考える。