トリプルギターの魅力とセンス溢れる楽曲について。
皆さんはロックバンドの編成と聞いて、どのようなものを思うでしょうか。
ギターボーカル、リードギター、ベース、ドラム。
ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム。
このような編成が一般的であると思います。
しかし、今回紹介するHello Sleepwalkersの編成は
ギターボーカル(♂)、ギターボーカル(♀)、ギター、ベース、ドラム。
となっており、字面からインパクトが伝わってきますね。
Hello Sleepwalkersは2008年にギターボーカル(♂)のシュンタロウと、ベースのマコトを中心に結成されました。メンバーを加えながら活動を続け、2012年にメジャーデビューを果たしています。
男女ツインボーカル、トリプルギターと異彩を放つ彼らですが、ただインパクト重視でこのような編成になったわけではありません。
その理由は彼らの楽曲に含まれています。
彼らの楽曲は非常にハードかつトリッキーなものになっています。
重厚なコードを鳴らしたかと思えば、テクニカルなリードギターが裏で鳴っていたり、男女入り交じるボーカルと転調を駆使した進行は、次の展開を予想しづらく、私達にワクワク感を与えてくれます。
反面、サビはキャッチーであったりと、独特なサウンドの中に大衆受けするような要素も忘れていません。
それを可能にしているのがツインボーカルとトリプルギターなのです。
2023年にドラムのユウキが脱退し、4人で活動を行っていますが、これからの活躍にも注目したいバンドです。よろしければ皆さん楽曲を聴いてみてください。
【筆者のおすすめ】
「午後の待ち合わせ」←代表曲
「神話崩壊」
「トワイライト」
「流浪奇譚」