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可愛らしい絵柄からは想像も出来ないほど残酷な物語だが面白い！
『メイドインアビス』は探窟家を目指す12歳の少女リコが主人公であり、少年の見た目をしているロボットのレグ、そしてモフモフなウサギの見た目をしている成れ果てのナナチと共にアビスという大穴を冒険していく物語となっています。
絵柄がとても可愛らしいのが特徴ですが、内容はかなり過酷であり、残酷なシーンも多々含まれています。
冒険中に主人公リコが瀕死になる様子や、同じ探窟家がアビスで生息する生物に食い殺されるシーン、そして作中に出てくる少年少女が残虐に殺されてしまうシーンなど思わず目を背けてしまうほどグロテスクで残酷なシーンが作中に折り込まれています。
アビスという大穴は深界7層まであり、穴に降りていく時は何も影響がないのですが、上に戻ろうとするとアビスの呪いといわれている上昇負荷が人間の体に負担をかけてきます。その上昇負荷は、層が深くなるにつれて人間にかかる負荷が重くなっていきます。
深層1層などは嘔吐などで済みますが、深層6層から人間ではなくなる、または死亡するといった致死的負荷に変わってきます。そのような大穴アビスを冒険する主人公リコ。
12歳とまだ幼いリコですが、自分の命より探検する事を選んでいる姿に心を打たれます。
作中でも色々な困難に駆られるリコ達ですが、皆で助け合う姿だったり思わず泣いてしまうシーンもあります。
是非ともオススメしたい作品です！