プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada

プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada

『プラダを着た悪魔』(原題『The Devil Wears Prada』)とは、2006年に公開されたアメリカ合衆国の映画。2003年4月に刊行されたアメリカの小説家ローレン・ワイズバーガーの同名小説を原作としている。監督はデヴィッド・フランケル。20世紀フォックスより配給された。
監督のデヴィッドは、アメリカのテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(略称『SATC』)』の演出経験があり、また今作で衣装を手がけたパトリシア・フィールドも同番組『SATC』の衣装を担当していた。
出演者たちの着用する、プラダなど高級ブランドの衣装も話題となった。
主人公のアンドレア・サックスをアン・ハサウェイが、悪魔のような上司ミランダ・プリーストリーをメリル・ストリープが演じた。
ジャーナリスト志望のアンドレアが、全く興味の無かったファッション業界で夢の為に悪戦苦闘する姿を描いている。横柄で理不尽な編集長ミランダのアシスタントとしてひたむきに努力するアンドレアに共感する女性たちからの支持が高い。正反対の2人が共に過ごす内に変化していく様子と、華やかな衣装が見所である。

5yyasu091912のレビュー・評価・感想

プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada
9

衣装が美しい

ファッション誌を舞台に、イケてない女性が変化しどんどんその道に染まっていくサクセスストーリー。
多数の有名ブランドが登場し、そのファッションが豪華で見ていて面白い作品です。
主人公のアンドレアを演じたのは、アン・ハサウェイ。可愛らしい彼女を冒頭ではイケてない女性に仕立てたスタッフの腕に感心してしまいます。
アンドレアの鬼上司・ミランダを演じたのは、メリル・ストリープ。彼女も名女優ですが、今作ではかなり怖い鬼上司。「人ではないのでは?」と思わせる程の鬼ぶり。周りのことなんかお構いなしな話の仕方。だけど実は母であり妻である部分もあり、涙ぐんでしまうシーンなんかもあり。
周りに登場する女優さんもみんな美しく、何より細い!
彼女たちの着せてもらっているハイブランドの衣装を見るだけでも、参考になって面白い作品だと思います。
ストーリーも最初は仕事のできない新人が、自身の頭の良さを使ってどんどん信頼を勝ち取り仕事が上達していく、勇気をもらえる内容です。
ただそれには必要なことももちろんある、と気づかせてくれる物語でもあります。
仕事やプライベートで疲れてしまったときにエールと勇気をくれる、そんな1本です。ファッションが好きな人におすすめ。