骨になった最強ドラゴンとその愛娘との冒険ファンタジー
「屑籠の森」と言われる大きな森に住む老ドラゴンとそこに捨てられた女の子が、生きていくための術をホネ(健康)、コネ(人脈)、カネ(金)の3点をモットーに冒険していく物語です。
もうまもなく死を迎える老ドラゴン。ゆっくり眠りにつかうと覚悟を決めていたら、なんと空から女の子が降ってきました。女の子の名前はイブ。膨大な魔力を持つ不思議な女の子です。老ドラゴンは彼女からネムと呼ばれるようになります。ネムはせめて自分が生きている間だけでも生きる術を教えてやろうとするのです。
しかし、時はやってきました。ネムは安らかな眠りについてしまったのです。しかし現世からの声に呼び戻され、気付いた時には身体は骨に。驚くことにイブが召喚魔法でネムを蘇らせてしまったのです。
致し方なくイブに生きる術を続けることにしたネム。まずはネムの子供に会いに行くことにします。ネムの子供は全部で8竜。順番に会いに行ってイブを紹介し人脈を繋げてやろうとするのです。
森を出発した2人の前に現れたのは町の宿屋のユウル。彼はイブの魔力を商売にしようとマネージャーとして活躍します。ユウルが持ってくる仕事に「魔女」として働きながら、ネムの8つの仔竜を探す冒険に出ます。さて、ネムの愛娘イブは無事にネムの仔竜に会えるのでしょうか。
途中でであうエルフのお姉さん、ドワーフの親方さんなどもとても素敵なキャラクターです。
見どころはネムのガッカリさんな仔竜のお悩み相談。絵も綺麗で読みやすく、テンポのいい漫画となっています。