相川七瀬

keepert2のレビュー・評価・感想

相川七瀬
10

90年代を代表する最高にキュートでロックな女性ミュージシャン

相川七瀬は90代を代表する女性ミュージシャンで、1995年に織田哲郎プロデュースによる「夢見る少女じゃいられない」でデビューしました。デビュー時は全くの無名でしたが、徐々に人気が浸透し、オリコンシングルチャートランキングの12位まで上昇。30万枚以上を売り上げるスマッシュヒットとなりました。
相川の魅力はなんといっても、キュートなルックスと声に似合わない、ハードなロックナンバーを歌いこなす歌唱力というギャップにあります。
そのギャップが当時の若者を惹き付けてファンを獲得し、その後も「LIKE A HARD RAIN」「BREAK OUT!」などのハードなロックナンバーを発表し、1996年に発売したファーストアルバム「Red」は200万枚以上のヒットを記録。一躍人気アーティストの仲間入りを果たしました。
そして、同年に発表したシングル「恋心」は相川初のバラードナンバーで、切なさ溢れるこの曲は100万枚を超えるミリオンヒットを記録し、彼女の新たな魅力を引き出し、魅力を不動のものとしました。
ですが、世代交代の波に揉まれ、1998年以降は徐々に売り上げは低迷し、メディアで見かけることはほとんどなくなってしまいました。
結婚・出産を経てからは、43歳にして高卒認定試験に合格し、2020年には國學院大学を受験し、見事合格。45歳にして大学生となったことでも話題を集めました。
その後、鹿嶋市のPRを行なう「かしま大使」や対馬市の伝統文化の魅力発信やPRを行う「未来共創フェロー」に任命されるなど、音楽活動以外でも多方面で活躍し、注目されています。