令和における国民的バンド
「ケセラセラ 今日も唱える 限界?上等 やってやろうか 愛を捨てるほど暇じゃない いつも All right All right ここを乗り越えたら 楽になるしかない」という歌詞を聞いて、自分を励ましながら進み続ける姿に勇気をもらえる人も多いだろう。
Mrs. GREEN APPLEといえば、なんといっても2023年のレコード大賞受賞曲「ケセラセラ」の印象が強いのではないか。新しく、どこか懐かしい曲調がどの世代にも刺さる、何度もリピート再生したくなる一曲だ。
では、そんな曲を世の中に生み出すのはどのようなメンバーなのか。大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架からなる3人組のバンドだが、すべての楽曲の作詞・作曲を手掛けるのはボーカル・ギター担当の大森元貴だ。高校生の頃から将来活躍することを目標に、数々のヒット楽曲を生み出し続けているのがなんとも凄まじい。大森が天才と言われることのひとつとして、メロディーと歌詞が同時に浮かんでくると1曲3時間ほどで作り上げてしまうことだ。
彼の才能に魅せられ、芸能界にも通称ミセスのファンは多いと言う。2019にリリースされた『Attitude』をカバーした、嵐の二宮和也もそのうちの1人だ。国民的アイドルから太鼓判を押される国民的バンドになりつつあるMrs. GREEN APPLE。今後、彼らの益々の活躍から目が離せないだろう。