レトロでも良ゲー
アローラ地方が舞台のゲームになります。沖縄とハワイを足して2で割ったような世界観で、ポケモンセンターは存在するのか不安になるような雰囲気です。
ポケモンシリーズのリメイク版を除く7作目とあって、内容もだいぶ変わっています。
たとえば、赤・緑から続いてきた秘伝マシンとジムがありません。秘伝マシンは忘れさせるのが面倒で技としては3流なので、対戦では使わないポケモンに覚えさせることもあり、少々不憫だったのかもしれません。
ジム等の決まったストーリーは影を潜め、『妖怪ウォッチ』のような進行になっています。
どちらかというと一般的なRPGのそれになります。
特筆すべきは、序盤から出てくるポケモンが赤・緑あたりの中盤くらいのポケモンだったりするので、序盤から比較的強いパーティをはじめから作ることができます。それが意外と嬉しかったり、感動的だったりします。
図鑑完成は802種となり、赤・緑の151種からすると5倍ほどのボリュームになりますので、当然のことかもしれません。
コアなファンではないかぎり、シリーズ途中でやめてしまっているは意外に多いかもしれません。
今更感はありますが、良ゲーは良ゲーなので、レトロゲームとして、気軽にプレイしてみてはいかがでしょうか。