デッドプール2

デッドプール2

『デッドプール2』とは、2018年のアメリカのスーパーヒーロー映画。マーベル・コミックのキャラクター、デッドプールをベースとしている。監督はデヴィッド・リーチ、出演はライアン・レイノルズ、助手・ブローリン、モリーナ・バッカリンなど。レイノルズは脚本はレット・リース、ポール・ワーニックと共に脚本も手掛けた。『X-MEN』映画シリーズの11作目で、2016年の『デッドプール』の続編である。
ある少年を狙い、未来から最強のマシーン人間がやってきた。少年を守るためにデッドプールは特殊能力者のチームを結成するが、戦いを続けるうちにマシーン人間が少年を執拗に狙う理由を知る。ヒーロー像を打ち破るデッドプールのキャラクター、キレッキレのアクションが見どころである。

uh-roncha19のレビュー・評価・感想

デッドプール2
7

アンチヒーローの新たな挑戦と家族の価値

『デッドプール2』は、ライアン・レイノルズが演じるアンチヒーロー、デッドプールの再登場を描いた作品で、その特異なユーモアとアクションが前作の成功を引き継ぐ形で展開されます。この続編では、ジョシュ・ブローリン演じるケーブルという新キャラクターが導入され、彼の未来からの使命感とデッドプールの無責任な行動が巧妙に対比されています。2人の間の化学反応は、見る者を飽きさせないエンターテインメントを提供し、物語に深みを加えています。

「家族とは何か」という問いに焦点を当てており、デッドプールが自身の過去と向き合いながら、選んだ家族を守るために成長していく様子が描かれています。デヴィッド・リーチ監督の手腕により、アクションシーンは派手で技術的にも洗練されており、特にスローモーションやタイムラプスを駆使したシーンは視覚的にも印象深いです。

また、本作は自己参照的なユーモアを駆使しており、他のスーパーヒーロー映画やポップカルチャーへの言及が随所に見られます。これにより、ファンには楽しい驚きを提供し、独自のスタイルを確立しています。
『デッドプール2』は単なるアクション映画ではなく、家族、成長、そして自己受容についての深い洞察を与える作品であり、幅広い観客に響く内容です。