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「お金かかってるなぁ~!」と感じるアニメ
まず、アニメの映像見た印象は「お金かかってるなぁ~!」です。あと、OP・EDともに海外アーティスト使ってるあたり、海外の顧客獲得が前提なんだなぁというのが丸分かりです。欲を言うなら原作も作品スタート時のようなコメディ要素をずっと継続して欲しかったけど、今やシリアス要素が多くなってしまい残念です。
ですがそれら諸々を加味しても、良くできた作品。格闘シーンの動きの美しさや表現力の高さは、さすがProduction I.G.。紙面の原作では表現しきれなかった「動き」が本当に美しいです。原作を読んでる人は「このシーン、こんな動きになるんだー!?」て驚くし、原作知らない人は洋画を見るようなスケール感で楽しめます。漫画の良さを潰さず、アニメの良さを本当に良く生かしています。
本音を言えば、OP・EDは日本のアーティストを使って欲しかった。音楽が売れない現代、アニメの主題歌はミュージシャンにとって大きな飛躍の足掛かりになる舞台です。それを是非とも日本のアーティストに提供してやって欲しい。それもまた、アニメ業界の責務の1つだと思います。とにかく見て欲しい。日本のアニメの水準の高さのお手本のような作品です。