ルリドラゴン / RuriDragon

ルリドラゴン / RuriDragon

『ルリドラゴン』は2022年から『週刊少年ジャンプ』で連載される眞藤雅興によるファンタジー・日常系漫画。ある朝目が覚めると頭にツノが生えていた女子高校生、青木瑠璃(あおきるり)の日常を描いている。連載開始に先立って公開された読み切り版ボイスコミックは連載開始までに累計200万回再生された他、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」で第1位獲得、「このマンガがすごい!2024」オトコ編で第9位獲得など、人気の高い作品。

gundamania6のレビュー・評価・感想

ルリドラゴン / RuriDragon
8

『この漫画がすごい!』2024オトコ編第9位作品

『この漫画がすごい!』2024オトコ編にランクインしていた作品で、気になったので読んでみました。

主人公は半分ドラゴンのJK。ツノが生えた女子高生ルリの日常が描かれた作品です。
ある日突然、主人公のルリの頭にツノが生えてきて、母親から龍と人間のハーフだと明かされるというところから物語が始まるのですが、まずその設定が斬新で面白いですよね。
そして、そんな衝撃の事実をも納得して「ツノは遺伝なのか」とすんなり受け入れてしまう主人公にビックリ。その上、学校の先生やクラスメイト達も驚きつつもすんなり受け入れてしまう、斬新且つゆるいストーリーに引き込まれました。
ゆるい日常系マンガかと思いきや、人間はそれぞれ皆個性があって、ツノが生えてるのも個性で、そんな個性を受け入れていこうという多様性についても考えさせられる作品になっています。
ルリドラゴンは途中で作者の体調不良により休載していましたが、1年半の時を経て連載が再開されました!
今後、ドラゴン化がどこまで進むのかや、クラスメイト達との人間関係など、気になるルリの学園ライフに加え、ドラゴンである父親との関係もどうなっていくのか、これからの展開がとても楽しみです。