圧巻のバトルシーンに読者拍手喝采
「サカモトデイズ」は、元伝説の殺し屋であった坂本太郎が一目惚れをして殺し屋を引退し、子供ができて太ったところから始まります。序盤はコメディ要素多めですが、5巻くらいからコメディを減らしカッコよさ多めの漫画になりました。
漫画の面白さを決める要素は多数あります。ストーリー、キャラクター、作画などいろいろな要素が複雑に絡み合いその漫画の面白さは決定づけられますが、「サカモトデイズ」は少々異色の漫画で、バトルシーンの格好良さが他の漫画とは一線を画すものになっていて、それだけでとても面白いです。
特に構図が素晴らしく、他の作品では見られないアングルからの描写があり、度々読者の度肝を抜くのです。異能力で戦う漫画ではないので、バトル中の能力説明描写がほとんどなく作品に没頭して読むことが出来ます。
ならば物語は面白くないかと聞かれれば、それは違うと自信をもって答えることが出来ます、アっと驚くような伏線は確かに多くないですが、キャラの行動理由がしっかりと描写されていてこちらもストレスを感じさせないものになっています。
伏線多めの漫画が好きな人、異能力で戦うのが好きな人はあまり面白いとは思えないかもしれません。ただそれ以外の人たちは絶対におもしろいと思えるはずなので、胸を張ってお勧めできます。
ぜひ読んでみてください!